いい写真とはどんな写真?
いい写真を撮りたいと言っても
写真にも色々な分野があります。
風景を撮りたい場合
人物を撮りたい場合
物を撮りたい場合
スポーツを撮りたい場合
花などを撮りたい場合
などなどいろいろとあります。
写真の基礎知識は共通していますが、
それぞれで使うテクニックは違います。
それぞれの場合の撮り方を挙げてみましょう
風景の撮り方
風景にも色々あると思います。
一般的な風景写真の場合、広い空間で
被写体までの距離も近くから遠くまであることが多いので、
レンズが交換できる一眼レフやミラーレス一眼では広角レンズを使い
絞りを絞って、ピントが合う範囲を広くして撮影します。
絞りを絞ると、撮影できる光の量を確保するために
シャッター速度が遅くなります。
そこで、風景を撮っている人は三脚をよく使います。
この撮影の場合は、絞りを先に決めるので、絞り優先オートを使うのが
便利だと思います。
同じ風景でも水の流れなどを撮る場合
高速シャッターで流れを止めて撮る場合と
低速シャッターにして流してとる場合が合います。
この撮影の場合は、シャッタースピードを先に決めるので、
シャッタースピード優先オートを使うのが便利だと思います。
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人の撮り方
人を撮ると言っても色々なパターンがあると思います。
女性を撮るには
雑誌の表紙のようないい写真と言えば
女性の写真ではないでしょうか?
雑誌やポスターのようにバックがきれいにぼけていて、
モデルさんが浮かび上がってくるような写真。
このような写真を撮るには、
1.レンズが交換できる一眼レフやミラーレス一眼では、
望遠レンズを使います。
望遠レンズは、遠くのものを撮る時のためだけではありません。
望遠レンズは、遠くのものを大きく映すと同時に
ピントが合う範囲が小さくなり、
モデルさんの背景がぼける効果が出ます。
2.絞りをかける
せっかく背景がぼけやすい望遠レンズを使っても
絞りを閉じては、その効果を打ち消してしまいます。
3.できれば直射日光を避ける
強い光だと影も強く出てしまい汚くなります。
また、その影を消すためにレフ版などを使って
補助功を充てるときれいになります。
ストロボを使って影を消す方法もあります。
子供を撮るには
子供、特に小さい子供は動きが激しく
カメラで追うのも難しいことがあります。
そのようなときは、
カメラのオートフォーカスのモードを追尾モードにして、
ピントの合う範囲を広げるために、
絞りをシャッタースピードが1/60以下にならないくらいに
絞ります。
絞りを絞りつつ、シャッタースピードも落とさないようにするには
感度を上げましょう。
感度はあまりあげすぎると画質が悪くなりますのが、
普通の写真サイズ(L版)程度なら気にならないと思います。
生まれたばかりの赤ちゃんを撮影する際に
ストロボを使用すると目によくないと言う人もいますが、
数枚ぐらいとっても特に問題はありませんが、
赤ちゃんの関係者の中には気にする方もいるので、
撮影前に確認した方が良いでしょう。
記念写真
記念写真は、大人数で撮ったり、景色を入れて撮ったりしますので、
ピントが合う範囲を広げるために
絞りを絞って、撮ります。
ただ、あまり絞りすぎて手振れを起こしてはまずいので、
シャッタースピードに注意してください。
残りは次の記事に続きます。