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写真の主題と副題

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主と副

写真を撮影するときに何を撮ろうとしているのかの話です。
写真を撮るときに何を撮りたいのかを
意識していますか?
  

主題は大事

何を撮りたいのかが主題で、これはとても大事です。
主題を意識して撮影すると、格段にいい写真になります。
そんな主題だなんだと言われなくても、実際に撮影するときには、
何を撮りたくてシャッターを押すかは、わかっていると思います。
特に人物を撮るときは、誰を撮りたいのかは分かっているでしょう。
だから、その人を画面の真ん中に ”どん” と配置してしまう、
いわゆる日の丸構図の写真になってしまうことが
多いのではないかと思います。
 
意識したその主題をどこに配置するか
どのくらいの大きさで撮るか
そのあとに主題を引き立てる副題や小道具をどうするか
何にしてどこに配置するかを決めます。
これが、いわゆる構図です。
 
なんだかドラマの話見たいですけれど、
ドラマも写真もある意味同じアートの世界ですので
共通するところはあると思います。
  

副題も大事

主題を引き立てるためには、
副題の存在も大事です。
この辺もドラマと一緒ですね。
名わき役を用意しましょう。
 
副題はちょっとしたものでOKです。
その場の感じがよく出るようなもの
人物の撮影時に、副題は人物である必要はありません。
  

主題と副題の関係

主題と副題では主になるのは当然主題ですが、
必ずしも主題のほうが大きく写っている必要はありません。
背景のように端のほうに小さめに写っているのが主題の場合もあります。
 
副題は、ボケていてもそれはそれでOKです。
主題と副題の位置関係を表すのが構図です。
構図にはある決まったパターンがあります。
このパターンを覚えて応用するだけでも
良い写真への一歩になります。
絶対このパターンにしなけらばいけないわけではありませんが、
基本を知り、それをアレンジしていくほうが
上達は早いと思います。
  

構図のパターン例

そのパターンの一つとして
画面を縦に4等分するように線を引いてください。
次に横に4等分する線を引きます。
それぞれの線の交わったところに注目します。
 
主題は真ん中に持ってくるのではなく、
たとえば右上の線の交点のところに置くと
副題は、それの対角線上の左下の交点のところに配置すると
安定した構図になります。
 
同じようにして、左上と右下、などに主題と副題を配置して
または入れ替えて配置して構図を作っていきます。
 
文章で書くと非常にわかりずらいと思いますが
実際に写真に線を描いてみるとわかりやすいと思います。
 
主題と副題の大きさは、同じではないほうがよいでしょう。
始めのうちは主題を大きめにしたほうがよいかもしれませんね。

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