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家族写真の撮り方

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家族写真の撮り方

家族写真は、一般の人が撮る写真の原点だと思います。
子供が生まれるとカメラを買う人が多くいます。
子供の成長とともに写真を撮っていくのが一般的ではないでしょうか。
子供とともに、家族の写真を撮っていく。
その時の場所や表情、服装、一緒に写っている人など
家族の歴史を記録していく。特別な写真では無くても家族の気持ちやその写っている人の関係性や空気感などが残る。
それが家族写真の良さと思います。
 
特に子どもがまだ子どもである内は、子どもを中心にしてたくさんの家族写真を撮りたいものですよね。
どうせ撮るなら、単なる記念写真にとどめるのではなく出来るだけいい写真いしたいと思いませんか。
 
家族写真でいい写真に撮るには結構難しいものです。
でも、いい写真が撮れると、結構うれしいものです。
良く取れた写真は、年賀状用にしたり、大きくプリントして
飾ったりして、他の人に見てもらうこともできます。
 
良く取れた家族写真は、よく取れた風景写真よりも
他人が見みても、心温まるものです。
子どもが写っている写真では、子どもの声が聞こえてくるような
写真がとてもいい写真になります。

  

撮影場所はどこ?

撮影場所は、いろいろあると思います。
遊びや旅行に行ったところで撮ったり、
近くの公園で撮ったり 色々なイベント、などで撮ったり
室内でやるパーティーなどで撮ったりなどなど・・・
 
色々ありますが、 室内よりは、屋外の方が良いと思います。
室内だと狭くあまり明るくもなくごちゃごちゃした感じになりがちです。
 
また、自宅ですと生活感が出てしまい、記念写真的なものであればいいと思いますが、
いい写真にはなりづらいと思います。
その点、季節の空気感も出る屋外の方が撮りやすいと思います。
屋外だと、 画面に奥行も出て家族写真が引き立ちます。
背景は、カメラの向きで大きく変わってきますので、ファインダーや液晶パネルを見ながら
いい感じの背景を探しましょう。
着ている服の色と背景の色の関係や柄の関係なども
考慮しつつ最適な向きを決めましょう。

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カメラは?

やはりお勧めは一眼レフカメラかミラーレス一眼カメラです。
もちろんコンパクトカメラやスマホなどでも撮れないことはありませんが、
背景をきれいのぼかしたり早く動いている子どもをしっかり写し止めたりできるのは
やはり一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラです。
この辺はだてに高いわけではありません。
もちは餅屋という事です。
 
レンズ交換ができるカメラなので、レンズはどのようなものを選んだらよいでしょうか?
家族写真も人物写真なので、中望遠ぐらいのものが良いでしょう。
具体的には、35mm換算で、75mm~200mmぐらいのレンズがお勧めです。
 
レンズにはズームレンズと単焦点レンズがありますが、
それぞれ長所短所があります。
単焦点レンズは軽くて明るいのですが、
当然のことながら焦点距離を変えることはできませんので、
自分が動いて撮影する必要があります。
 
ズームレンズは、重くて暗いでですが、焦点距離を
自由に変えられるので、自分が動く必要はあまりありません。
 
よく動き回る子どもを中心に撮るのであれば
ズームレンズの方が撮りやすいかもしれません
今のカメラはズームレンズがキットとしてついてくるので、
単短焦点レンズは持っていなくてもズームレンズはみんなが持っていると思います。
機会があったらぜひ単焦点レンズも買ってみてください
その軽さと明るさは感動もんです。

  

カメラの設定

基本的に絞り優先オートを使います。
大体のカメラでは「AV」と書かれています。
AVと言ってもアダルトビデオではありませんよ
Aperture valueの略で、間口(絞り)の値のことです。
この辺りの設定が細かくできるのも一眼レフやミラーレス一眼カメラのいいところです。
 
絞り優先モードを使用するのはボケの具合を意図的に調整するためです。
絞りを開ける(Fの値を小さくする)とボケ具合が大きくなります
逆に絞りを絞る(Fの値を大きくする)とボケ具合が小さくなり
ピントが合う範囲が
広がり全体的にシャープになります
 
人物を撮るときは、絞りは全開で撮影し、背景を大きくぼかして
撮りたいところですが、よく動く子どもを中心として家族写真では
ピンボケの可能性があがってしますので、F2.8~F8ぐらいでためし撮りをしてみてください。
 
露出補正は、基本的にはオートに任せて大丈夫だと思いますが、
光が多い方が明るい雰意気になって良いので、
+1/3ぐらいがお勧めです。
 
また、昼間の撮影でも積極的にストロボを使いましょう。
昼間の撮影でも以外と顔が陰になってしまうことがあります。
プロの撮影では、レフ版などで補助光を入れますが、
家族写真の場合はそんな大それたことをせずに
ストロボで、補助光を入れればOKです。
またストロボを当てると、表情も輝いて見えます。

  

撮り方

家族写真では、自分も入っての撮影になることもなります。
三脚を使ってカメラを固定し、家族に立ってもらいピントと露出を決めます。
セルフタイマーで撮影します。一度ピントを決めたら、カメラからの距離が変わらないように気を付けて
ポーズを決めて撮影してください。
 
家族の顔を近つけて家族の密着度をアピール
夫婦もくっついて子どもを抱くあげて、顔の位置を近つけます。
セルフタイマーのインターバルにセットして、
連続して何枚か撮り、シャッターが切れるたびにポーズを変えて
撮影するのも楽しいですよ。
そんな楽しさが写真に現れてきます。

  

後処理

撮影後は、画像処理ソフトを使って調整します。
画像処理ソフトと言ってもカメラを買ったときについてきたものでOKです。
 
明るさの調整 明るめに撮っているはずですが、念のために確認と再調整です。
ホワイトバランスの調整 昼間の屋外であればさほど
ホワイトバランスが崩れていることも無いと思いますが、
夕日や朝日で撮ったときは再調整してください。
 
ピクチャースタイル 色のバランスや色合いを調整できます。
その時の雰意気に合ったものを選んで設定してみてください。
 
トリミング 不要な部分をカットしてください。
文字の挿入 年賀状用などでは、ここで文字を入れることもできます。
デジタルですから、失敗してもOK
何回でもやり直しができるので
たくさん撮って、いろいろとトライしてみましょう。

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