オークション用の撮影
オークション用の撮影は、出品するものをいかにきれいに
見せるかが、重要です。
ボケていたりぶれていたら話になりません。
まずは三脚
手ぶれは絶対に避けましょう。
そのためには、三脚が必須です。
三脚は大きな本格的なものでなくても構いません。
小さな携帯用のものでも使えます。
高さなどは、椅子や台、雑誌などで調節すればいいので、
あまり気にしなくても大丈夫です。
とりあえずカメラを固定できればどんな形でもかまいません。
やわらかい光を作るために、
ディフューズやバウンスを使いますので、
暗くなりがちで、シャッタースピードが遅くなりますので、
手持ちで撮影すると手ぶれしやくなります。
その手ブレを防ぐために三脚を使います。
露出
先ほども触れましたが、
柔らかい光で撮るために 反射光や透過光を使います。
ストロボの使用でしたら反射光を作るためにバウンスを使い、
透過光を作るためにディフューズを使います。
両方のテクニックともに光を弱めますので、露出をプラス補正して、
明るめにした方が、商品がきれいに見えます。
明るめにした写真の方が商品の細部までよく見えて見る人に高印象を与えます。
補正は、プラス0.7からプラス1程度で良いと思います。
ストロボではなく、ライトで照らす場合は、
実際に撮影してみて、明るめに写る補正値をみつけてください。
ライトの場合は、ホワイトバランスにも注意して
色が正しくなるように調整してください。
レンズはどうする?
広角レンズは、隅がゆがみますし、ピントが合う範囲が 広くなり、
背景のあらが写りやすくなるので、望遠レンズを使用した方が良いでしょう。
望遠レンズと言っても標準ズームの望遠側ぐらいの望遠ぐらいがちょうど良いと思います。
単体の中望遠レンズで明るい物があれば尚良いでしょう。
どうしても暗くなりがちなので、 レンズが明るいと助かります。
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背景などは?
畳の上や床の上などで撮影すると、どうも貧乏臭くなってしまうので辞めましょう。
撮るものによって適切な背景は変わってくると思います。
小さな雑貨などを撮るときは、100円ショップなどで売っている
白いボードなどを利用して、撮影BOXを作ると良いと思います。
また、白いシーツなどを利用して、
床面と背景を覆うようにして撮影しても良いでしょう。
その際はシーツのしわに注意してください。
撮影BOXは、写真用品店などでも販売されていますので、
それを購入して撮影するのも簡単でよいかもしれません。
食器などを撮影するときは、
窓際に置いたテーブルの上に
白色系のテーブルクロスを敷いて
花や小物で演出するのも良いでしょう。
演出するのは、良いですがあまりやりすぎないようにして
必要最低限で、効果的なものにしてください。
窓から差し込む光を直接当てないようにして、
>レフ版などで、間接光の柔らかい光にして撮影してください。
撮影する物は、カメラに対して正面向きに置くのではなく
斜め45度に向けて撮影すると立体感が出て良いと思います。
今回は、オークション用の撮影ですので、メインは上記のような角度できれいに撮って、
後は、全体の感じや傷などが分かるようにいろいろな角度での撮影をしてください。
衣類などの撮影では、
出来れば着た状態で撮った方がイメージがわくので、良いでしょう。
誰かに来てもらい、顔出しがNGであれば首から下のカットにして
正面と後ろ姿などがあればよいでしょう。
その他2>
オークション用の写真は、ネット上に載せるので、
あまり画素数を多くしてしまうと データ量が多くなって、表示が遅くなり不評になります。
また、買い手が知りたいと思われるポイントは、アップで撮影してあげることも重要です。
商品を色々な角度から撮った方がいいでしょう。
傷などがある場合はそれを隠さずに撮ったほうが好感が持たれます。
備品や外箱などもあれば一緒にとっておきましょう。
良い写真を載せると、商品のイメージも上がり
価格も上がることにつながります。
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