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手ブレをなくそう

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手ブレ

シャッタースピードを遅くして撮影するとブレしやすくなります。
ブレには2種類あります。
手ブレによって全体がぶれてしまうパターン
撮影された写真は一見するとピンボケのようになってしまいます。
どこにもシャープなところがないボケボケの写真になります。
もう一つは、被写体が動くことによって、

その被写体だけがぶれてしまう、被写体ぶれがあります
今回は、前者の手振れについてです。
  

シャッタースピード

一般的には、使用するレンズの焦点距離分の1秒以下になると
手ブレしやすいといわれています。
たとえば、300mmのレンズの場合は1/300秒以下の
シャッタースピードの時には要注意です。
望遠系のレンズを使うとき、シャッタースピードが遅いときなどは、
自分自身もしっかりと安定させて、
立っているときは、両足を開き気味にしてしっかり立ち
中途半端な姿勢では撮影しないようにし
手は、脇を占めて体につけて両手でしっかりとカメラを持ちましょう。
シャッターもできるだけ優しく押し込むように切り、
余計な振動を発生させないようにしましょう。
できれば三脚の使用をお勧めします。
 
三脚を使えない時でも1脚や、その場にあるテーブルやいすなどに
手や体をつけて安定させましょう。
これだけでもずいぶん違うものです。
その一瞬は2度と来ないかもしれません。
そのようなチャンスの写真がブレてしまっては、取り返しがつきません。
早いシャッタースピードだからと言って
いい加減な姿勢でとるのではなく、いつでもしっかりとホールドして
撮影するように心がけているとよいと思います。

  

手ブレ補正

最近のカメラには、手ブレ補正がついています。
カメラ本体についているものと
レンズについているものがあります。
また、補正の方式として機械式と電子式があります。
機械式はぶれて動いた分だけ反対側に
レンズを動かして補正します。
電子式は、映像素子の全面を撮影に使わずに
周りに余裕を持たせて、
カメラが動いた分だけ計算によって補正します。
この方式は、動画の撮影時には威力を発揮しますが、
静止画のときはあまり力を発揮できません。
ということで、一眼レフやミラーレス一眼の手ブレ補正は、
機械式がほとんどです。
 
機械式で、カメラ本体で補正をするものは
どのレンズを使っても手ブレ補正が聞きますので便利ですが、
超広角レンズから超望遠レンズまで広くカバーする必要があり、
守備範囲が広すぎて、どうしても補正が追いつかないことがあります。
レンズについている場合は、当然そのレンズにしか有効ではありませんが
そのレンズのみに特化して設計してあるので、
比較的性能が出やすくなります。
ただ、若干レンズが大きく重くなる傾向があります。
 
手ブレ補正機能があっても
その補正量を上回るほど大きくブレてしまえば
やはりブレた写真になってしまいます。
やはり基本は、しっかりホールドして、
手ブレを起こさないように撮ることでしょう。
 
シャッタースピードが遅いときや
超望遠レンズを使うときは、
シャッターを切る瞬間、息を止めて撮る。
そんな工夫も必要です。

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ボケた写真はほとんどが手ブレ?

一見ピンボケのように見える写真。
でも今のカメラは、オートフォーカスです。
オートフォーカスでも
ピンボケや思ったところと違うところにピントが合っていて
ピンボケ写真になっていることもありますが、
ほとんどは手ブレによるボケた写真です。
手ブレ補正を活用しつつ< できるだけ早いシャッタースピードを使い そのためには、場合によっては感度を上げることも大事です。 そして、しっかり構えて撮影する。 気合も大事です。 手ブレをなくして、きれいな写真を撮ってください

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