カメラの自動露出モード
どんな写真をよく撮りますか?
風景か人物を撮ることが多いのではないでしょうか
全体的に見ればやはり記念写真を含め
人物を撮ることがいちばんに多いのでは・・・
カメラの露出の自動設定のモードにはいくつかの種類があります。
それぞれのモードの特徴と人物、風景の撮影に適したモードについて
書いてみたいと思います。
<全自動オート>
カメラメーカによって違いがありますが、
モード設定ダイヤルの ■マークモードです。
このモードは、カメラgすべてのコントロールを自動で行ないます。
明るさに応じて
感度、シャッタースピード、絞りの各設定やストロボの発光も自動で行います。
このモードでは、とりあえず写ります。
大失敗は少ないモードです。
プログラムオート
モード設定ダイヤルの ”P” のマークのモードです。
このモードでは、感度、ストロボの発光は 手動で設定します。
手動で設定した感度に基づき、明るさに応じて
最適なシャッタースピードと絞りをカメラが決定します。
フルオートと違ってストロボが勝手に光らないので、
便利といえば便利です。
このモードも大失敗の少ないモードです。
このモードを常用している人もいます。
シャッタースピード優先
モード設定ダイヤルの”TV”のマークのモードです。
”AV”といってもアダルトビデオではありませんよ。
このモードは感度とシャッタースピードを手動設定し、
明るさに応じて、絞りをカメラが自動調節するモードです。
スピードのあるものを写し止めて撮影したいときや
あえて流して撮影したいときに使用します。
走り列車や、車、スポーツなどを撮影するときは
シャッタースピードを速くしないとぶれてしまうので、
このモードで速いシャッタースピードを設定します。
また、逆に流れる水などをあえて流して撮影したいときは
遅いシャッタースピードを選択します。
絞り優先
モード設定ダイヤルの”AV"のマークのモードです。
このモードは、感度と絞りを手動で設定し
明るさに応じてシャッタースピードをカメラが自動調整します。
ここで、絞りの効果を使えます。
絞りは閉じるとピントが合う範囲が広がり
全体にシャープな写真になります。
絞りを開くと、ピントが合う範囲が狭まり
ピントが合っているところ以外がボケます。
絞りの状態で写真はがらりと変わってしいます。
人物の撮影時には、このモードを使って
絞りを思いっきり空けて撮影すると
グラビア写真のようにバックがぼけてきれいな写真が撮れます。
また、風景写真などは、このモードで
絞りを思いっきり絞り、隅々までシャープな写真を撮ることができます。
最近のコンパクトカメラでは、
絞り優先オートを搭載しているものもあります。
それだけ作画の上では絞りはとても重要なアイテムです。
この絞り優先モードを常用のモードにしても良いと思います。
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