ボケ
ボケ と言っても ボケ突っ込みのボケではないですよ。
増しては、痴呆の話ではありませんよ。
写真のボケのことです。
ボケについて
グラビア写真や雑誌の写真などプロが撮った人物の写真は
バックがきれいにボケていて女優さんが浮かび上がって写っていますが、
あなたが普通に撮った時にはあれほどきれいに
バックがボケていない写真いなっていませんか?
なぜでしょうか?
特別なプロ用のカメラを使っているからでしょうか?
実は、ちょっとした知識とテクニックで誰でも出来ます。
ボケは、絞りが重要なポイントになっています。
もうひとつはレンズ
絞りの効果
先に回答を行ってしまうと、絞りを開けて撮影すればOK!
写真は、絞りを開けて(レンズに書いてある数字を小さい方にセット)撮影すると、
ピントが合う範囲が狭くなり、
あなたが撮ろうとしている人の前後がぼけて、
結果、人物が浮かびあっがて撮影できます。
この時絞りを開けるので、シャッタースピードは速くなります。
反対に、絞りを絞って(レンズに書いてある数字が大きい方にセット)撮影すると
ピントが合う範囲が広くなり全体がシャープに移ります。
風景写真などはこうして全体がシャープな写真にします。
この時は、絞りを絞るので、シャッタースピードが遅くなりますので、
手振れが起きやすくなります。
なので、風景写真を撮るときは、三脚を使うことが多くなります。
ちなみにこのピントが合う範囲の事を 「被写界深度」と言います。
レンズの効果
レンズによってもぼけの効果は変わります。
高いレンズ?
まあ、はずれではありませんが、
重要なのは焦点距離と明るさです。
同じ焦点距離ならば明るいレンズのほうがよくボケが出せます。
また焦点距離が長いレンズの方が良くボケが出せます。
焦点距離が長いレンズとは、いわゆる望遠レンズです。
明るい、望遠レンズは大きくて高価ですので、
高いレンズという答えは、あながち間違っていません。
望遠レンズが良くボケが出せるという事は、
反対の広角レンズでは、どうでしょうか?
ピントが合う範囲が広くなり、シャープな写真が撮れます。
という事で、ボケを楽しむには、
望遠系のレンズを1本用意したほうがよいと思います。
被写体とバックの関係
ボケはピントが合う範囲を狭くして、その前後をぼかすので、
被写体とバックはできるだけ離して撮影した方がよりボケの効果が出ます。
ボケには背景と前ボケがあったほうがよりよい効果が出ます。
背景は文字どうり後ろの景色
前ボケは被写体よりも前にあるボケ
後ろボケは当然として、前ボケはぜひ入れてほしいと思います。
前ボケがあると、奥行き感が出てより被写体がきれいに見えます。
オートのモード
オートのモードはどこにセットしていますか?
「P」のプログラムオート
全自動モード
ではなく、
絞り優先モード 「AV」と書かれているモードか
人の上半身のマークなどのポートレートモードで
撮影してください。
デジタルカメラならすぐに効果が確認できますから、
色々と試してみてください。
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