毎年春になるとデジカメの新型モデルが店頭にあふれます。
いろいろな新機能を搭載して、アピールしています。
そのような新機能が必要な人は、新型のデジカメを買えばよいと思いますが、
そうではない方は、コストパフォーマンスが良い中古カメラも
選択肢に入れても良いと思います。
中古カメラ選択のポイントは?
中古カメラは、そのコンディションによって
いくつかのランクに分かれます。
新品同様とか並みとかいろいろなそして微妙な表現で
ランクが表示されています。
お店によって差異はありますが、大まかには次のようになっています。
・新品同様、S・・・ほとんど使用されていないきれいな中古品
・美品、A・・・・・多少の使用感はあるがきれいな中古品
・良品、B・・・・・通常の使用状態の中古品
・並み、C・・・・・外観はあまりきれいではないが、使用上は問題がないもの
・難あり、D・・・・一部不具合があるもの
・ジャンク品、E・・部品取り用の故障品
価格は当然Sクラスが一番高くランクが下がるに下げって安くなります。
ランクC以上の物は使用には差し支えないと思いますが、
やはり故障の不安や外観のきれいさを考えると、
ランクAまたはBぐらいが お買い得で、満足も行くものだと思います。
せっかくの高い買い物ですので、外観を含めた満足度も大切だと思います。
D、Eクラスはよっぽど知識がある方以外にはお勧めしません。
デジカメは、昔のカメラと違って、ほぼ電子機器です。
修理といっても、パーツごとごっそり交換となりますので、
故障品を安く買って、修理するとかえって高くついてしまうことも
多々あります。
自分でパーツを交換できるほどの知識と腕がある方は、
ジャンク品を何台か買って動くカメラにすることも可能でしょう。
この点は、他の機器と同様です。
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コンディション以外のポイント
そのカメラの発売された年代もポイントになります。
いつ頃のものなのか、デジカメはその進化が速いので、
あまり古いものですと、ちゃんと動作するにしても基本性能が
あまり良く有りません。
一時はカメラメーカが画素数の競争をしていましたが、
その年代では、1年違うととんでもなく画素数が違う
なんて言うことも 有ります。
実際には有る程度以上の画素数があれば、それ以上はあまり問題にはなりません。
画素数は、同じ受光素子のサイズであれば多ければ多いほうがよいというわけではありません。
同じサイズの受光素子に画素を詰めこむと、一つあたりの光の量が少なくなってしまいます。
それを補うために電気的に信号の強さを増幅する必要が出てしまい、
結果、ノイズが多くなって画質が悪くなってしまうことも有ります。
ただ、気になるようでしたらなるべく新しいものを選んだほうがよいと思います。
年代で違いが出る基本性能は
画素数、起動スピード、記録スピード、ピント合わせのスピード
液晶の綺麗さなどに差が出ます。
起動スピード、ピント合わせのスピードは速いほうが便利です。
突然のシャッターチャンスにも対応できます。
液晶もきれいだと、撮影していて楽しくなりますので、
この点も外せないと思います。
結論として
一般的に中古カメラを選ぶときにポイントにするのは、
コンディションは良品以上 年代は1世代か2世代前までの物
出来れば、一つ前の方落ちの機種が最高です。
一つ前の機種であれば基本性能もさほど差はなく
見た目も現行機種とほとんど同じケースがあります。
なのに価格は半分程度のものもあります。
カメラの本体ではなく、レンズなどのアクセサリーなども
掘り出し物があるかもしれません。
レンズは、カビに注意してください。
レンズの中にカビが生えると、取るのは困難になります。
カビが生えていても少量なら実際の撮影にはあまり永久はしませんが、
カビが生えているとその後、カビ増えていきますので、
多少高くてもきれいなものを選んだほうがお得です。
新品で標準レンズキットのデジタル一眼レフを購入後、
望遠ズームを中古で買う手もあります。
また、ストロボや三脚なども、中古で良いものがあればお買い得です。
中古で安くなる分、ワンクラス上の機種を購入するのも良い手だと思います。
高いカメラを頻繁に買い替える訳にはいきませんので、
一世代ぐらい前の機種でも全然問題になりません。
中古カメラはお勧めです。
最後に出来ればネット購入ではなく、
店頭で実機を触り 傷や汚れなどもチェックするのがお勧めです。
デジカメの場合、充電ケーブルやソフトCDなどの付属品が
付いているかどうかも忘れずに確認してください。
せっかく安くカメラを購入したのに、充電ケーブルが付いていなくて、
後からケーブルだけを買うことになっては、手間とお金と時間の無駄です。
良い掘り出し物が見つかりますように!
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