天候と体調不良の関係
梅雨時、毎日雨や曇りで、気分も曇りがち
気のせいかなと、思うことがありますが、
気のせいではなく気象病のせいかもしれません。
体調や気分と気象はちゃんと因果関係があります。
ある調査によると8割以上の人が気象により
体調に何らかの影響を受けていると答えています。
地球温暖化の影響? 異常気象が頻発!
地球温暖化等の影響と思われますが、
日本の気温はこの100年で1℃上がっています。
また、都市への集中化などにより東京などでは、
3℃も気温が上昇しています。
たかが1℃、3℃といってもその影響は小さくありません。
その影響により、降水量の増加や集中化により洪水等の災害も
頻発しています。
また、温暖化というと気温が上昇し続けていくように思いますが、
実際には、上昇、下降を凝り返しながら平均的には上昇するという
動きになり、気候の変化が激しくなっています。
数十年前にはあまりなかった、短時間の集中豪雨や、大雪や
例年大雪のところでの雪が降らないなどが出ています。
2020年から2021年にかけての冬には、
例年雪をかぶっている富士山に雪がないということも起きていて、
「噴火の前兆では!」と騒がれていました。
このように気性が不安定になると、体にも大きなストレスが
かかり、不調につながります。
気象からのストレスは気温だけではない!
気象から受けるストレスで一番先に思い浮かぶのは気温ですね。
暑くても寒くてもいやですよね。
その次に浮かぶのが湿度ですね。
湿度が高くてムシムシするのや、じとじとするのも
気持ちが悪いですよね。
逆に湿度が低くて、バリバリに乾燥するのも困りものです。
冬場はその乾燥により風邪を引きや少なりますね。
あとは、大体の人は自覚していないと思いますが、
気圧の変化です。
天気が崩れる前に、頭痛がしたり、昔の古傷が痛んだりする人が
いると思います。
それは低気圧の接近により気圧が下がってくるのを感じ、
それに反応して症状が出ていると思われます。
そのような自覚症状がなくても、体はその変化を感知しています。
梅雨場はそのうちの湿度の問題と低気圧による気圧の変化、気温の問題などが
一緒に来ます。
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梅雨時の体調不良への対策
傾向と対策1
傾向
梅雨のムシムシと梅雨寒
梅雨時は、春から夏への季節の変わり目で、
気温差が非常に大きいときです。
梅雨前線が近づいてきて、その北側では気温が下がり
「梅雨寒」になります。
その後、南側になると一気に蒸し暑くなります。
梅雨寒方一気に蒸し暑いに変わります。
人間の体の気温への順応には役1週間ほどかかります。
この急激な変化には体はついていけません。
これが体調を崩す原因になります。
リウマチ、関節痛、喘息などに要注意です。
対策
気温変化5℃につき1枚で調節!
天気予報を確認し5℃ごとに1枚多くしたり少なくしたりして
体が冷えたり、暑すぎたりするのを防ぎましょう。
急な気温変化に対応すべく、簡単に来たり脱いだりできる
ジャンパーやカーディガン、ストールなどで調整しましょう。
傾向と対策2
傾向
長雨で、毎日b薄暗いと鬱に!
私たちは交感神経と副交感神経があります。
寝ているときは福尾区間神経が優勢で、
朝明るくなり目覚めると交感神経が優位になります。
長雨で朝になっても薄暗かったり、
昼間の気温があまり上がらなかったりすると
副交感神経と交感神経の切り替えがうまく出来ないことが
多くなります。
また、薄暗くじめっとした日が続くと気分的にも落ち込み
鬱になりやすくなります。
対策
まず朝起きたらカーテンをズバッと開け、
室内の照明をオンにして明るくしましょう。
これで、体に「朝!」と認識させます。
昼間もできるだけ照明をつけて明るく過ごしましょう。
傾向と対策3
傾向
湿度が高い梅雨時は、汗も乾きにくく、熱中症に注意
人間の平熱は、36℃~37℃程度ですが、
病気でもないのにそれ以上に体温が上がるのは、
体にとって悪い状態です。
梅雨時で湿度が高いときは、体が体温を下げようとして
汗をかいても、乾きにくく熱が思うように逃げていきません。
そのままですと、体温を下げられずに熱中症になってしまいます。
汗をかくための水分を運ぶために末梢の血流が増えて、
脳への酸素供給量が減り、頭痛が起こることがあります。
また、血流を増やすために心臓にも負担がかかります。
対策
もうこれは冷やすのが一番です。
エアコンで温度湿度を下げましょう。
エアコンが使えないときは、扇風機やうちわなどで、
風を送り、熱気を飛ばし、汗を乾かしましょう。
特に首回りを冷やすのが効果的です。
練れたタオルやウエットティッシュなどで、
首回りを拭くだけでも効果があります。
傾向と対策4
傾向
梅雨時のカビや食中毒
梅雨時の高温多湿はカビやダニの増殖に最適です。
エアコンの中にもカビが生えていることがあります。
春になりエアコンを使用しない日が続き、久々に使用すると
中で繁殖したカビの胞子が部屋中にまき散らされます。
高温多湿な時期は、食べ物も傷みやすく
食中毒の危険もあります。
対策
大掃除!
エアコンはふいルターはもちろんのこと
出来れば業者に依頼して内部の清掃をしてください。
それができない場合でも、
エアコンをシーズン初めて使用するときに、
窓を開け放って、送風量を最大にして数時間運転して
内部のカビなどを吹き飛ばしてから、
通常の使用をするようにしてください。
冷蔵庫の総jを行い、不要なものを処分し
詰め込みすぎをなくし、冷却不足を防いでください。
まな板や包丁などをこまめに熱湯消毒し、
生ものの過熱を徹底し、食中毒を防止しましょう。・
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