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クリスマスの定番料理のいわれ

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チキン料理のいわれ

 
クリスマス野料理というとチキンを思い浮かべることが多いと
思います。
ケンタッキーフライドチキンなどは定番中の定番で、
クリスマス前から予約が殺到し、
当日も長い列が出来るほどです。
または、骨付きチキンの丸焼きなども
よく出されるようです。
でも、本来は七面鳥=ターキーです。
 
七面鳥は北米原産の鳥で、もともとアメリカでは良く
食べられていました。
大きくて食べでがあり、おまけの動きが鈍く捕まえやすいので、
アメリカ移民たちの重要な食料でした。
顔面とトサカが赤や青に変わるので、七面鳥という和名がついています。
 
ヨーロッパでは、16世紀頃にメキシコからスペイン人が持ち帰り
広まりました。
イギリスなどでは、クリスマス料理として定着しました。
日本のおせち料理と同様に長期保存が利くことが重要だったので、
何日も食べられる七面鳥は最適でした。
 
日本では、七面鳥を用意するのはちょっと大変なので、
同じ鳥仲間で、チキンで代用する様になってきたようです。
同じチキンでも、鳥の唐揚げや焼き鳥ではなく
やはり骨付きの丸焼きやケンタッキーフライドチキンに
人気があるようです。
 

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宗教色のある料理

 
クリスマスは、本来キリスト教の行事です。
なので、料理にも宗教色の強い物や
昔の風習が残っている物などもあります。
 
ブシュッドノエルは丸太の様なケーキです。
ロールケーキをチョコクリームでコーティングし
筋をつけて丸太の様に仕上げます。
これは、ユールログというクリスマスの薪を
燃やし続けた事の名残です。
 
イギリスでは、クリスマスプディングの中に
ソラマメなどを仕込んで、切り分けたときに
そのソラマメが入っていた人があたりとなり
その日1日その人の言うことを聞くと言う
王様ゲームのようなサトゥルナリア祭の名残の有る
料理もあります。
 
キャンディケインという飴
Jのような形をした紅白のしましまの飴です。
赤はキリストの血
白は純潔
「J」はジーザス=キリストを表しています。
 
 

クリスマスケーキ

 
クリスマスと言えばクリスマスケーキですね。
本来のクリスマスケーキは
ブッシュノエルやクリスマスプディング、ミンスパイ
シュトレンなどですが、
これらはいずれも日持ちするケーキです。
 
イチゴのショートケーキなどを食べるようになったのは
日本が初めてです。
考案されたのは戦前で、当時はまだ冷蔵技術が
未熟だったので、日持ちする様にバタークリーム
使われていました。
現在は、冷蔵技術も発展し
生クリームが主体となっています。
冷蔵技術はもとより冷凍技術もすすみ
クリスマスケーキは早くから製造し
冷凍で当日まで保管するようになっています。
また、アイスクリームケーキなども人気です。

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