梅の花は、冬から春にかけて咲く花です。
梅の花は、花の色や食べるのに適しているかどうかなどで、
分類されます。
梅の品種は? 見に行くときのポイントは?
梅の開花時期
梅の花は、1月の下旬ごろから九州などで開花し始め
5月の下旬ごろに北海道で開花します。
関東地方では2月から3月ぐらいに開花することが
多いいようです。
梅は植物的にはどんなもの?
梅の木の外観は黒っぽくてかたい幹が特徴的です。
「バラ科」に属しています。
「さくら」や「モモ」の親戚にあたります。
バラ科>サクラ属>うめ となっています。
サクラ属には、当然のごとく「さくら」が入っていますが、
それ以外に「もも」「うめ」「すもも」「あんず」「プルーン」などと
「アーモンド」なども属しています。
梅の分類は?
うめは、大きく分けて2種類に分類されます。
「鑑賞用」か「食用として実を取るもの」かです。
また、形状から大きく3つの系統に分けられます。
1. 野梅系
本来の野生の梅に近い系統です。
小枝が多く、葉は小さく、花は白か薄い赤色です。
2. 緋梅系
木の枝を折ってみると、木部が赤い。
花は、赤色が多い。
昔から絶品とも言われるような鑑賞に向いた
種類があります。
種から育てやすい種類でもあります。
3. 豊後系
枝が太くて伸びが良い。
葉も大きく、毛が生えている
花も大きく、薄紅色の物が多い。
食用の梅の代表的なものd、実が大きい。
梅酒や梅干しに多くつかわれている。
4. 杏系
杏に近い系統です。
枝は細く、葉も小ぶりで毛は生えていません。
学術的には、豊後系の一種になります。
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梅の原産地は?
梅の原産地は、中国の四川省あたりのようです。
英語で Jananese Apricot と言いますが、
日本原産ではありません。
中国から日本に伝わり、江戸時代には品種改良が
盛んに行われて、現在のようになりました。
英語での表記は、原産地を表すのではなく
現在の状態を表しているようです。
では、日本に伝わったのは何時ごろでしょうか?
正確なところはわかりませんが、菅原道真が梅を好んでいたので
平安時代には、身近にあったようです。
それで、学問の神様のシンボルが梅の花になっています。
梅の花見
梅の花の開花時期は、まだちょっと寒い時期です。
外で梅の花を眺めてのんびりと花見を楽しむというわけには
行かないようです。
でも、せっかくですから、素どうりしりするのではなく、
この梅は、どのような系統の梅?
梅の実は、食用に適するの?
などという目で見てみるのも、楽しいかもしれません。
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