結婚式の撮り方(披露宴編)
挙式が終わり、いよいよ披露宴です。
緊張した挙式も終わり、
華やかな祝いの席です。
それでは時間の経過に合わせて、
披露宴の撮影の話に入りましょう。
結婚式の撮影では、
レンズは、標準ズームと広角系ズームがあればOKです。
ストロボは必須です。
できれば、カメラ内蔵のストロボではなく外つけのものが
ほしいところです。
ストロボの光を和らげるディフューザーがあれば理想的です。
感度は,iso400~800程度にセット
絞り優先モードで、絞りは開けて撮影します。
挙式も無事終わり披露宴が始まるまでのつかの間のひと時
ちょっと緊張も解けほっとしている新郎新婦
友人や家族との記念写真を撮ってあげましょう。
とってもいい笑顔が撮れます。
そして招待客が、会場に入り、入場待ちをしている新郎新婦を
扉の前で撮影してみてはどうでしょうか
招待された人は、みんな会場の中に入っているので、
この場のシーンを見れる人はいません。
手早く撮影を済ませて、会場に入り入場シーンの撮影に備えます。
自分の席に着いたら、カメラなどが入ったバックは、
ウエイターさんの邪魔にならないように椅子の下に入れます。
入場シーンの撮影
入場扉のところにピントを合わせ、
入場を待ちます。
扉が開き、スポットライトに照らされ
新郎新婦が深々とお辞儀をします。
お辞儀の前にまず1枚。
お辞儀のシーンで1枚。
お辞儀が終わってさらに1枚撮影します。
これらのシーンでは、スポットライトがあたっているので、
感度を上げて、ストロボを使わずに撮影しましょう。
クロスフイルターを使って、スポットライトの光りの反射を
クロス上に光らせるの良いかもしれません。
また、スポットライトの光を強く表現するために
あえてスポット光を画面に入れて撮影すると良いでしょう。
この場合は逆光になりますので、ストロボを使用してください。
二人のあるく道筋を先回りして、
各所で撮影してみてください。
正面から、横から、後ろ姿も忘れずに撮影してください。
挨拶&余興の時
二人が席に着くと挨拶が始まります。
挨拶する人は、全員最低1カットは撮影しておいてください。
主賓の挨拶が終わり、乾杯、余興と続きます。
余興が始まったら、
各テーブルの参列者を全員最低数カットは
撮影しておいてください。
本人たちは、意外と参列者を見ることはできていないので、
後から、見るのに役にたちます。
また、各参列者もドレスアップをしてきていますので、
記念になります。
親類の方などは、
普段あまり家族写真を撮っていない場合もいので、
この機会を利用して、家族の記念写真になるように
撮影してあげてください。
夫婦の写真、子供との写真、おじいちゃんやおばあちゃんとの写真など
笑顔が詰まった写真を撮ってあげると喜ばれます。
親戚の中に小さな子供がいる場合は、
子供の写真を積極的に撮ってあげてください。
結婚式を結婚式として演出して撮影するのはプロに任せて
こちらは、それぞれの参列者と本人たちの
自然な笑顔を中心にして温かい写真を撮りましょう。
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本人たちの写真
結婚式と言えばやはり花嫁
花嫁さんのアップを撮りましょう。
花嫁さんの前に行き、
ストロボを上に向けてバウンスさせて撮ります。
こうすると、柔らかいきれいな肌の写真が撮れます。
ただ、ストロボのパワーを使いますので、
連写はできませんし、電池も多く消費します。
たまには新郎も入れて2人の写真を撮ってください。
各イベント
イベントと言えば、ケーキカットやキャンドルサービスなどが
有ります。
ケーキカットは、司会者の方から
「カメラを持っている方は、前にどうぞ」などと言われ
写真を撮らされる感じがあります。
ここでもちょっと違った角度から撮ってみるのもいいと思います。
二人の斜め後ろから撮影してみてはどうでしょうか。
ただ、あまり他の方の迷惑にはならないように気を付けて
素早く撮影してください。
キャンドルサービスは、すべてのテーブルを回って行きますので、
テーブルの数だけ撮影チャンスがあります。
スポットライトをうまく取り入れて
撮影すると良いと思います。
スポットライトを画面に入れると、
撮影時はファインダーが良く見えなくなりますが、
ストロボのパワーで、写真ではきれいに撮れます。
ここでも中心は花嫁さんです。
花嫁さんがきれいに見える位置から撮影してください。
料理の写真
披露宴では、当然のごとく料理が出ます。
この料理の写真も撮っておくと喜ばれます。
料理の写真を撮れるのは参列者の強みです。
自分の分の料理を食べる前に撮影。
料理の写真は、ストロボOFFの方が良いと思います。
撮影し終わったら、素早く食べる。
さっさと食べて、次の撮影をする。
結構忙しい撮影になります。
ちなみに、アルコールは、ほどほどにしておいた方が
良いでしょう。
あまり飲みすぎるといい写真は撮れません。
最後のあいさつ
さて、余興も終わると、
残されたのは、最後のあいさつになります。
両家の両親が並び、花束の贈呈が定番かな。
このときは、花嫁さん側の脇に陣取って、
横から花嫁さんを狙います。
なんにしても花嫁さん中心に撮影を進めます。
挨拶が終わったら、真っ先に会場を出て、
両親、本人たちが参列者を見送るところを撮影します。
このシーンが本人たちと参列者が会話を交わすところになります。
式もひととうり終わり、ほっとした笑顔があふれるシーンです。
参列者の肩越しに、花嫁さんを撮ります。
最後に、家族の写真で仕上げます。
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