オークション写真の撮り方
オークション用の写真の目的は、
その出品物を良く見せることにあると思います。
そのためには、影が強く出ないことと
出品物以外のものが写りこまないこと
この2点が重要です。
撮影キットの作成
この2点を満足させるために撮影セットが必要になってきます。
撮影セットは、写真量販店などでも売られています。
5千円程度から数万円までいろいろありますが、
自分で作ってしまうのも一つの手です。
まず影を消すには、光を回せばいい
どうやって?
被写体の周りにトレーシングペーパーなどを掲げる方法があります。
また、影のところに補助光を当てることも重要です。
レフ板などで光を反射させて影をうまく消してください。
レフ板がないという場合は、キッチン用のアルミホイルをダンボールなどに
貼って作ればOKです。
その際に、アルミホイルをいったんぐちゃぐちゃにした後
広げて貼るがコツです。
きれいなまま貼ってしまうと鏡のようになってしまい
強い反射光になってしまい、補助光用としては使えません。
オークション用の物の撮影用であれば、それほど大きいレフ板は必要ないので、
家にあるもので簡単に作ってしまいましょう。
次に、背景などが写りこまないようにするグッズですが、
専用のフォトスクリーンが売られています。
購入してもいいですが、ケント紙で代用できます。
プロの撮影現場でも、ケント紙を使うこともあるくらいです。
大判のケント紙が手に入らなければ、模造紙でも代用できます。
模造紙であれば、文房具店で簡単に手に入りますし、大きさもちょうど良いと思います。
これらで代用すれば専用のキットを買うのと比べて
1/100と極端に安く済みます。
オークションなどで、これから稼ごうと思っているときに
費用を掛けて、撮影グッズをそろえることはありません。
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撮影開始
自作した撮影キットに出品物を乗せて、
撮影を始めましょう。
撮影には三脚を使います。
何回も細かい調整をしながらの撮影では、
三脚を使った撮影が便利です。
また、トレーシングペーパーや、レフ板を使うので、
光が拡散されて弱くなります。
光が弱くなるということは、暗くなるということで、
シャッタースピードが遅くなります。
ブレを防ぐためにも三脚の使用が重要です。
また、周りがケント紙の白なので、
そのままオートで撮ると被写体が暗く写ってしまいます。
露出補正で+1程度の補正をして撮影後確認して調整をしてください。
商品は明るめに写っている方が印象が良くなります。
レンズは、出来るだけ望遠側で撮影してください。
広角側で撮影すると、商品が歪んで写ることがあります。
また、望遠側で撮影すると被写界深度が浅くなり、
バックのケント紙などの、歪みなどがボケて気にならなくなります。
シャッターはタイマーで
手ブレを防ぐために三脚を使用しますが、
それでも、シャッターを押す時にブレ手しまうことがあります。
リモコンシャッターなどがあればそれを使用して、
リモコンシャッターなどが無い時は、
セルフタイマーを使います。
ストロボは禁止
ストロボを絶対使ってはいけないわけではありませんが、
カメラについているストロボを使うのは、
止めてください。
せっかくのトレーシングペーパーやレフ板が
効果を出せずに無駄になってしまいます。
ストロボも多灯化やうまくディフューズすれば
良い結果が出ますが、ストロボを使わずに撮影したほうが簡単です。
>どんなカメラが必要?
オークション用の写真を撮るなら、
高級一眼レフで撮影したほうが良く撮れるのでしょうか?
オークション用の写真は、大体100KB程度に縮小します。
このサイズにするのであれば、200万画素程度のカメラで十分です。
いまどき200万画素のカメラは普通ですので、
どのカメラでも撮ることはできます。
極端に小さなカメラでない限りどのようなカメラでもOKです。
ただ、高いデジタルカメラの方が、いろいろな設定ができ
撮影しやすいという点はあります。
演出
オークション用の商品を撮影する時は、
いろいろな角度からの撮影や、
関連する小物で、/>イメージを演出するのも良いと思います。
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