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暗いところでの撮影は?

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暗いところでの撮影は、どうしていますか?

暗い場所 イコール ストロボと思っていませんか?
昔は、フラッシュと言っていましたので、いまだにフラッシュと
行っている人もいますが、今はストロボと言います。
確かに暗い場所で撮影するときにストロボを使用することが多いですね。

  

ストロボが無意味なとき

ストロボを使っても意味がない場面も多々あります。
 
1.遠くのものを撮るとき
遠くの景色やコンサートなどのステージを撮るときなどは
ストロボ撮影は無意味です。
というより無理です。
ストロボには光の届く距離をがあり、
その距離を超えていの撮影は無理です。
ストロボの光の到達距離は、意外と短く、
内臓の物だと3mから5m程度です。
 
卒業式やコンサートなどでも遠くからストロボを
使っている人がいますが、無駄と迷惑なので、やめましょう。
 
2.花火や夜景やイルミネーションなどの光るものを撮るとき
花火などは、そのものが光を出しているのにわざわざストロボの
光をあててしまっては、昼間の花火のようにしても意味ないと思います。
ただ、人物に向けて弱めのストロボを補助光として光らせて
花火と人物の両方をきれいに撮る取り方はあります。
 
夜景なども同じで、様わざわざ昼間のようにしては台無しですよね。

  

このようなときはどうする?

このようにシーンで撮影するときは、
感度をめいっぱいあげる
できるだけ明るいレンズを使う
手振れ防止用に三脚を使う
近くの人物などを一緒に移しこむときは、補助光として
弱くストロボを光らせる

  

ストロボのテクニック

ストロボ撮影は、何も設定しないで使うとピントがあったところに
ターゲットを絞り、そのが適正な明るさになるように
コントロールされます。
と言っても周りが真っ暗なときは、その暗さに引きずられて、
真ん中の人物の顔が真っ白になってしまうこともあります。
 
周りも明るく写すには、
出来るだけ絞りを開けるか、
シャッター速度を落とすかですが、
絞りはストロボの密接に関係しますので、
絞り単独の設定ではなくストロボのパワーと距離の兼ね合いで
決めます。
後はいじれるのはシャッタースピードだけです。
シャッタースピードを故意に遅くします。
この撮影方オフをスローシンクロと言います。
ストロボ撮影時のシャッタースピードはカメラの性能により
高速側は制限がありますが、今この状況では遅くしたいので、
あまり性能は問題にならないです。
 
ついでに書くと、
スローシンクロには2つの種類があります。
前幕シンクロと後幕シンクロです。
 
これは走っている車を撮影するとその違いが良くわかります。
前幕シンクロで撮影すると
車のヘッドライトが前に伸びてかっこよく写ります。
 
また、暗いとこトロでの撮影ではありませんが、
昼間に、影を消すための補助光としてストロボを光らせる撮影方法もあります。
これは、デイライトシンクロと言います。

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