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ひな人形 飾り方

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ひな祭りの由来

ひな祭りは、平安時代に子供の無病息災を願った
お祓いを三月の初めに行っていたことに由来します。

江戸時代になり3月の初めが、3日になりました。
桃の花に時期ですので、桃の節句とも言われています。

人の形にした、紙やわらなどに自分の災厄を載せて
川に流した祓いの行事が、ひな祭りの原型と言われています。

そこに、平安時代から始まるお人形遊びが結びつき
現在のような形になっていったようです。

なので、ひな人形には災厄を肩代わりして
引き受ける役目があったので、女児の無病息災や
幸せを願う日になりました。

ひな人形を飾る日は?

ひな人形を飾る時期は、立春から2月の中旬ごろまでに
飾るのが理想的ですが、遅くても2月20日ごろまでには
飾っておきましょう。
大安の日がベストです。

また、冬から春への節目の 「雨水」の日も良いと
言われています。
この日に飾ると良縁に恵まれると言われています。
ちなみに、立春は2月4日、「雨水」の日は2月19日頃です。

3月3日が過ぎたら、できるだけ早めにしまいましょう。

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ひな人形はどこに飾る?

大きな家なら問題はありませんが、
都会に多い小さな家や
マンション、アパートなどでは、
ひな人形を飾る場所にも苦労があります。

ひな人形はどこに飾らなければいけないというような
ルールはありませんが、一般的には東向きか南向きが
良いと言われています。

和室や床の間などがあればそこに飾るのが良いと思います。
それらがないようであれば、リビングなどに
飾るのがおすすめです。

ひな人形は直射日光が苦手

ひな人形に直射日光が当たると、日焼けして
変色してしまいます。
窓際に飾るときは注意して、遮光してください。

ひな人形は高温多湿が苦手

高温多湿は、カビの繁殖を促してしまいます。
高温多湿の場所に飾った後、しまって、
翌年、出したらカビだらけなんてことがないように!
ちなみに玄関は意外と湿気が多いいところです。

ひな人形はエアコンが苦手

2月、3月はまだまだ寒い日が続き、
エアコンや、ファンヒーターを使うことも
多いと思います。
ひな人形は、暖房の風が当たると傷んでしまいます。
直接風が当たらないように
注意してください。

ひな人形を飾る順番は?

ひな人形は、平飾りや段飾り、お雛様とお内裏様だけの物
ガラスケースに入っているものと
いろいろなパターンの物があります。

一昔前では、段飾りの豪華なものが多く
7段飾りなど、段数が多いものが受けていた
ようですが、最近ではコンパクトなものが
人気のようです。

段飾りの物は、上から順に

段飾りの物は、まず段を組み立て
最上段から順に飾り付けていきます。
上から順に飾り付けることで、万が一ひな人形を
落としてしまった場合でも、
下段のひな人形を傷くけずにすみます。

顔は触らないように!

ひな人形の顔は触らないようにします。
手で触れると、手の油等で汚れてしまいます。
ちなみにしまうときも、顔をティシュペーパーなどで
覆ってから箱に入れるようにすると良いと思います。

飾り方は、地域や時代で変わる

飾り方は、時代や地域、人形や道具などによって
変わってきます。
一般的には、屏風の前にお内裏様とお雛様、
三人官女と御所の道具類を飾ります。
その際、お内裏様が向かって右、お雛様が左というのが
主流なようです。
この並びは、昭和初期ごろ東京を中心に広まってきた
ようです。
これはいろいろな説がありますが、
結婚式と同じ並びなので、わかりやすい配置だと
思います。

その他の人形の配列については、
明確なルールはないようですが、見栄えの良いように
並べましょう。

すべて飾り終わったら、来年のために
写真を撮っておくことをお勧めします。

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