レフ版
人や小物を撮るときに役に立つのがレフ板です。
光を反射させて被写体の影をなくしきれいに見せる効果があります。
良くプロカメラマンが撮影しているときに助手の人が持っている
大きな反射板のことです。
レフ板には、銀レフと白レフがあります。
銀レフは銀色で、鏡のようで光の反射率が高い。
白レフは白色で、あまりテカらず
被写体を白ぽい光で照らし使いやすいものです。
特に女性を撮るときに、モデルさんの眩しくなく目を大きく開ることができ
美肌にもなり、とても重宝します。
最近は大手写真用品店に行くといろいろなレフ板が売っています。
コンパクトにしまえて持ち運びに便利なものも多数あります。
自分で作ろう
もし工作がいやでなければ自分で作る方法もあります。
便利なのは画材店などで売られている
大きめの発布スチロール製の板を使ってつくろと便利です。
片面に、接着材が付いているものであればなお便利です。
一度ぐしゃぐしゃに丸めたアルミホイルを
広げて貼れば銀レフが出来上がります。
このアルミホイルを一度ぐちゃぐちゃに丸めることがポイントです。
こうすることによって光が乱反射します。
そのまま張ったら、ただの鏡になってしまいます。
白色の発砲スチロール板であれば、
裏はもともと白なので、そのままで白レフになり
銀紙を張った面が銀レフになります。
軽くて使いやすく、安価にできるのでお勧めです。
どうやって使う
真夏の炎天下での撮影時には、
銀レフを使って、
モデルの斜め下から光を反射させることにより
汚い影を消します。
プロが良くやるのは、
モデルさんを、日光を背にして立ってもらい
このままでは、いわゆる逆光で、顔が真っ黒に写ってしまいます。
そこで、銀レフで光を反射させて顔に補助光当て撮影します。
真夏の炎天下のように、主になる光が強いときは、
銀レフで良いのですが、
主な光がそれほど強くないときは、
白レフのほうが程良い明るさで良くなります。
モデルさんの顔に白レフで補助光を当てると
白レフの白の効果で、色白のきれいな肌に写ります。
実際の位置や角度は、見ながら修正してみてください。
室内で小物を撮影するときに、
主な光として、ストロボを使うことがあると思いますが、
その際の補助光として白レフを使います。
ストロボの反対側から白レフで補助光を当て、
影を消します。
実際の効果は、ストロボ光は一瞬ですので、
試し撮影をしてみて位置や角度を決めてください。
白レフ、銀レフを複数
組み合わせて使用することもあります。
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