ハイボールは、ビールと並んでと言うより
ビールの座を脅かすようによく飲まれています。
夏の暑い日にキンキンに冷えたハイボールはとてもおいしく
プリン体もなく、通風の心配もせずに安心して飲めます。
ところで、ハイボールってなに?
ハイボールは、カクテルの名称で、ウイスキーのソーダ割りが
元祖ですが、広い意味では、リキュールのソーダ割りや、
フレッシュジュースなどのノンアルコールのものも
指すことがあります。
日本では、ウイスキーのソーダ割りを指しますが、
焼酎などのカクテルなどを焼酎ハイボール、訳して酎ハイと
呼んでいます。
酎ハイは独立した名称だと思っていませんでしたか?
実は私も以前は、酎ハイという飲み物だと思っていましたが、
焼酎ハイボールの省略形だったんですよね。
ハイボール=ウイスキー
酎ハイ=焼酎
と思っている方も多いいと思いますが、
実質的には合っていますが、語源的には若干違いますね。
なんだか、ハイボールは、洗礼されていて、スマートな飲み物で、
酎ハイは、なんだかおじさんの飲み物のように感じていました。
ハイボールの語源は?
昔のアメリカでは蒸気機関車で長距離を移動していました。
その際に途中で、水の補給を行うために停車しますが、
その合図で、棒の先にボールをつけた物を上げ下げしていました。
いわゆる信号です。
その停車したときに、バーボンのソーダ割りが
サービスされていました。
ボールが上がっていれば進行
ボールが下がっていれば停車
と言うことで、ボールが上がっていれば(ハイ)なら
列車が来るので、ソーダ割りを一気に飲む
そんなところからウイスキーのソーダ割りをハイボールと呼ぶように
なったようです。
よりおいしいハイボールの作り方
1. グラスに氷をいっぱい詰めて、グラスそのものを十分と冷やす
2. ウイスキーを静かに適量注ぐ
3. ソーダ水を静かに注ぎます。出切れば氷に当たらないようにします。
ウイスキー1に対しソーダ3程度の割合
4. マドラーで1回だけかき混ぜます。
5. 完成です。
さらに別の飲み方
爽快感を出すためには、炭酸ガスが逃げないように
かき混ぜすぎないように注意します。
氷なしの物もおすすめです。
氷なしと言っても冷やさないわけではありません。
グラス、ウイスキー、ソーダをしっかりと冷やして
おいて作ります。
よりウイスキーの旨み、香りが楽しめます。
ソーダ水以外の炭酸入りの飲み物で割っても
おいしく飲めます。
ハイボールのおいしさは、冷たさと炭酸が命です。
しっかり冷やして、ソーダ水を注ぐときには、
氷に触れないように静かに注ぎ、混ぜるときは最小限に優しく
ゆっくりとして、炭酸が逃げないようにします。
これで極上のハイボールが出来ます。
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ポピュラーなウイスキー
サントリーの「角」
ハイボールの火付け役
トリスに比べるとちょっとお値段が高め
深い味わいがあり、上品な香りで、
ハイボールで飲むと揚げ物などとの相性がぴったりです。
ハイボールの基本となるようなウイスキーです。
サントリー「白州」
「山崎」と並んで語られることが多い
ちょっと上級なウイスキーです。
山崎とともにシングルモルトウイスキーです。
上品な甘みと爽やかな香りのウイスキーで、
和食によく会います。
サントリー「知多」
2015年に発売されたニューフェース
「知多」は、グレーンウイスキーです。
非常に飲みやすく、バーボン好きの方におすすめです。
癖がなく、和食にぴったりです。
特にハイボールでの飲むと香りの良さ甘みが生きてきます。
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