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紫陽花のきれいに咲く育て方

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紫陽花の育て方

紫陽花が咲いている名所に見に行くのもいいですが、
自分で育ててみるのもいいのではないでしょうか。
ということで、育て方についてのあれこれです。

  

剪定をしよう

剪定は、必ずやらなければいけないことではありません。
毎年花を楽しむという点で言えばむしろ
剪定しないほうが良いくらいです。

ただ、剪定しないとどんどん大きくなってしまい、
スペースをとり、花の位置も高くなってしまい、
鑑賞には適さなくなってしまいます。

剪定は、紫陽花の茎を切るわけですから、
来年も花を楽しめるように失敗しないように
しなければいけません。
そこで2段階の剪定をお勧めします。
 
まず1度目の剪定です。
花が咲き終わった後、花から2~4枚の葉の位置
枝を切り詰めます。
 
2度目の剪定はしばらくたった、秋の初めに行います。
ちょっと時間が空くので忘れてしまいそうですが、
忘れずにやりましょう。
1度目の剪定したところから新しい芽が伸びて
新しい枝になっていると思います。
そのすぐ下の葉のちょっと上を切ります。
 
2段剪定が面倒くさいという方は、
ちょっとリスクがありますが、1段剪定でやってみましょう。
 
1段剪定は、単純に言うと
今年花の咲いた枝を切って、咲かなかった枝を残す。

  

大胆な剪定

全体を小さくしたい場合は、
すべての枝を株元近くで切ってしまいます。
このような剪定をした場合は、
翌年に花が咲かないこともあります。
 
剪定の注意
翌年咲く花芽は、10月ごろには準備が終わっています。
なので、9月中旬以降に剪定をすると
花が咲かないこともあります。
 
花芽について
紫陽花は、今年伸びた枝には、花芽をつけません。
昨年伸びた枝の葉の付け根に花芽を付けます。
紫陽花は、気温が18℃以下に下がると花芽を作ります。

  

置き場所と日当たり

日当たりが良い場所
半日程度の日当たりの場所などでよく育ちます。
西日がよく当たる場所では、乾燥に注意が必要です。
また、紅色のガク紫陽花などは日照不足になると
白っぽくなってしまいます。
 
寒さには結構強いのですが、乾燥した冷たい風に当たると
芽や枝が傷んでしまいます。
紫陽花は水を好みますので、土の中だけではなく
湿度も同様にあまり乾燥したところは好みません。

  

水と肥料

水を好みますので、乾燥は苦手です。
ですが、じめじめとした水はけの悪いところも苦手です。
肥料は、冬と夏に行います。
冬の肥料は、春に新しい歯を広げて花を咲かせるために
穏やかに長く効くタイプを与えます。
夏の肥料は、新芽を大きく育てるためのもので、
即効性のものを与えます。

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