エアコン
暑い夏です。
この夏の暑い時期を乗り越えるのには
まずは、エアコンが思い浮かびます。
エアコンは、電気を使って、部屋の温度を下げます。
熱中症の予防には最も有効です。
最近のエアコンは、省エネ化も進んでいて
思ったより電気を食わなくなってきています。
¦¦ 冷風扇
エアコンの風が苦手という方もいると思いますが、
そんな方には、冷風扇がお勧めです。
冷風扇は、気加熱の原理で涼しい風を作っています。、
水が蒸発するときに熱を奪うことを利用して、
吹き出し口から出る空気の温度を数度下げます。
冷風扇は、エアコンと違って
部屋全体の温度を下げることはできません。
また、水の蒸発を利用しているので、湿度が上がります。
水の代わりに氷水を使うとさらに効果が出ます。
風鈴
そんな物理的な暑さ対策とは一線を引く
心理的な暑さ対策と言えば
風鈴です。
夏の開け放った窓のところにつるされた
風鈴の音は、夏を感じるとともに
なぜだか涼しさを感じさせてくれます。
目を閉じてイメージするだけでも
涼しげな木陰で涼やかな風が吹いてくるようです。
風鈴は昔からある夏の風物詩ですが、
どうやってできたのでしょうか?
イメージ以外に何か効果があるのでしょうか?
そんなところをまとめてみました。
風鈴の生い立ち
風鈴は、約1000年以上前に
中国から日本へ渡ってきました。
中国ではその鳴り方や風向きなどによって占いを
していたようです。
仏教とともに日本に渡ってきた風鈴は、
魔除けや邪気払いとしてお寺の軒先に
つるされていました。
風鈴の音色や、鈴の音色などは
邪気を払うといわれていて
神社の神主さんも鈴を使っています。
もともと魔除けとして使われていましたが、
ガラスなどでも作られるようになり
さらにいい音色が出るようになり
その音色そのものを楽しむようになってきました。
日本人は、自然の音を楽しむ感性があり、
風鈴もその仲間になったようです。
風鈴の音の効果
風鈴が鳴ることで、見えない風が
聞こえるようになります。
そして風のリズムを感じられるようになります。
風鈴の音を聞くと癒されませんか?
なんだかほっとしますよね。
自然の風による音色なので、
自然の風が持つ1/fゆらぎ効果が出ます。
これにより、脳波のアルファ波が出るようになり
リラックス効果が出ます。
また、ある実験によると
風鈴の音を聞かせると約7割の人の体温が下がったと
いう結果が出ました。
これはどうして体温が下がったのでしょうか?
それは、日本人は無意識の中に「風鈴の音」=「涼しい」と
インプットされており、
条件反射的に体温が下がるようです。
まとめ
風鈴は、日本人にとっては実際に涼しくなり
癒し効果によりリラックスでき、
魔除け・邪気払いにもなるスーパーアイテムです。
エアコンだけに頼るのではなく、
風鈴を使って、粋に涼をとりましょう。
スポンサードリンク