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夏の花 アサガオ

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アサガオ

夏の朝と言えばアサガオと言うぐらい
夏の定番の花です。

青や紫の大きめのきれいな花を咲かせるアサガオ
ほとんどの人が、小学生のころ育てた記憶があると
思います。

種からでも育てやすく、
夏の日差しを浴びてぐんぐん育っていき、
花を咲かせる姿は、植物を育てる喜びを
味あわせてくれる身近な花です。  

アサガオのタイプ

アサガオは、一年で枯れてしまう一年草と
複数年持つ多年草の2タイプがあります。

多年草のアサガオは、ノアサガオと呼ばれる種類で、
開花時間が長く、ツルで壁面を覆う「グリーンカーテン」などに
よくつかわれます。

一般的には、一年で枯れてしまう、
一年草のほうがなじみがあると思います。

ここでは、一年草のタイプを中心に話を進めます。  

アサガオ育成のタイムスケジュール

アサガオは、種をまいてから2か月ほどで
花を咲かせるように成ります。
種の発芽率も高く、栽培は簡単な方です。

まずは、種をまく土を作ります。
特別な土ではなく、草花用の培養土でOKです。
そこに、芽が出やすいように傷をつけた種をまきます。
定期的に水をやっていると、
1週間程度で芽が出てきます。

初めに2枚の幼葉が出ます。
その後にでる本葉が数名になったら大きな鉢か
庭などに植え替えます。

ツルが伸びてきますので、その支えになる支柱などを建てます。
1か月ほどで、摘芯します
摘芯は、それ以上上に伸びないように、
先端を摘むことです。
それにより、花が良く咲くようになります。

花が枯れたら来年に備えて、種を回収します。  

栽培のポイント

アサガオが芽を出すのは、一定の温度が必要です。
気温が12度以下だと芽が出なかったり、時間がかかったりします。
適温は20~25度程度です。

アサガオは過湿を嫌います。
と言っても乾燥もだめです。
朝夕に土が乾燥していないか確認し、
乾燥しているようだったら、水をやります。

ある程度大きくなったら、太い茎の先端を摘みとります。
この作業により、不当茎の横から芽が出るようになり、
横に広がってきます。

アサガオの土作り
アサガオは中性からアルカリ性の土を好みます。
鉢植えなら草花用の培養土を使えばOKです。
地植えなら、庭土に腐葉土と有機肥料を混ぜ2週間ほど寝かせ、
さらに苦土石灰を混ぜて2週間ほど寝かせれば完成です。

種まき時のポイント
アサガオの種は堅いので、
外皮に少し傷をつけて、発芽を助けます。
その際に種のへこんでいるところを傷つけないようにします。
一晩水につけておきます。
指で、土に穴をあけて、そこに種を置き、土をかぶせます。

肥料は?
アサガオを大きくしたいときは、
月に2~3回ほど水で薄めた液体肥料を与えます。
土の養分が不足すると花が咲かなくなります。

アサガオは、夜明けから朝にかけて開花し、
昼ごろにはしぼんでしまいます。
鮮やかできれいな花で、夏にぴったりの花です。  

アサガオの花言葉

花が朝に咲き、昼ごろにはしぼんでしまい短命なところから
「はかない恋」

ツルがしっかりと絡まるところから
「固い絆」
「愛情」
などが花言葉になっています。

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